院長紹介
Mai子どもデンタルルームを開院するまでの想い
母親として、歯科医として、子どもの歯を守りたい
私も3人の娘を持つ母親です。出産・子育てを経て、よりいっそう、子どものお口について考えるようになりました。
今までは大人も子どもも、区別なく診療していました。しかし、だんだん、小児専門で治療をしたいという思いが強くなってきました。そのため、通常診療が終わったあとや休日を使って、小児歯科の専門書や友人の小児歯科医を教師として、学んでいきました。
抜かない矯正・取り外せる矯正治療との出会い
しばらく小児歯科専門で診療を行っていましたが、ある時、大きな転機が訪れました。
最近の子どもさんは、アゴが小さい子が多く、矯正治療の必要性は感じていました。しかし、矯正治療を行うためには、まずは健康な歯を抜いてスペースをあけることが基本とされています。健康な歯を抜いてしまうことに、どうしても抵抗があり、矯正治療を手がけていませんでした。
ところが、健康な歯を抜くことなく、ごく自然に歯ならびを整えていける矯正治療法に出会ったのです。
この時、やっと自分のやりたかったことを探しあてたような感覚になり、感動しました。
子どもも親も、気持ちよく過ごせる歯科医院を作りたい
「もっともっと子どもにやさしい治療をしたい」
そんな思いから、これまでの歯科医院を飛び出し、ついに小児専門の歯科医院を開院することを決意しました。
この時、私は50代。でも、今しかない!と一念発起しました。
クリニックを作る時に大切にしたのは、「子どもと親が気持ちよく過ごせる空間かどうか」です。
子ども連れのお母さんは、いつもどこか肩身の狭い思いをしています。
歯の治療に来ている時ですら、「泣いちゃって、うるさいかな」「つい動いちゃって…迷惑じゃないかな」と心配されています。
だからこそ、小児専門の私のクリニックに来た時は、お子さんと一緒に、誰に気兼ねすることなく、気持ちよく、のびのびと、楽しく過ごしてほしいと思います。子どものにぎやかな様子はとても好きですし、最初は慣れなくて泣いちゃっても、みんないつかは笑顔になって、私たちに手をふってくれます。
子どもたちが集まるこの「デンタルルーム」で、私は、かみ合わせや歯ならびの治療を通じて、これから大きくなり、未来を担う子どもたちの笑顔をずっと見続けたいと思っています。
歯科医師 本目恵子
Mai子どもデンタルルームの名前の由来
院長の名前かと思っていた!と言われることもありますが、Maiは、舞阪のMaiです。
大好きな舞阪という地域で、大好きな子どもたちの治療をしたい…という思いをこめてつけました。
「デンタルクリニック」ではなく、あえて「デンタルルーム」としたのは、気軽にお部屋に来てもらうような感覚で通院してほしい、という思いからです。
院長経歴
1979年 東北歯科大卒(現 奥羽大学 歯学部)
地元である浜松市中区の歯科医院で、勤務医として歯科治療を行う。
結婚後は子育て専念のために7年間休業。
長女が小学校入学したのを機に、 週2~3日位から本目歯科医院にて仕事復帰。
徐々に小児&矯正専門の診療体制に移行。
2008年12月には、小児歯科&矯正歯科専門医院「Mai子どもデンタルルーム」開院
所属学会等
- 小児歯科学会 会員
- 全国小児歯科開業医会 会員
- MFT(口腔筋機能療法)会 会員
MFTとは、歯に関連する筋肉(舌・唇・頬など)のバランスを整えるためのトレーニング方法です。
簡単にいうと、「指しゃぶり」や「口呼吸」などの悪いクセを、お口の筋トレをして治していくものです。
- 障害者歯科学会 会員
- 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会 会員
- 静岡小児歯科研究会 会員
- 子どもの咬合を考える会 会員
- SH療法 会員
- 一般社団法人 浜松市歯科医師会 理事
- 雄踏小学校 校医